人生の儚さを歌った、尾崎豊の人生

キリストです。

この世の儚さを知りながら、綺麗ごとを言わない姿、尾崎豊の人生の話を少しだけしましょう。

思い悩んだ人生で尾崎は覚醒剤に埋もれていた。

常にシャブを売りに来るチンピラは、尾崎がどうしようもないくらいにシャブにはまっている事に気付いていた。

人生の中でシャブに出会うと、決まって囚われて抜けれない。

尾崎は、度々地下鉄のホームで、イスに腰掛け、行き交う人々の視線を浴びながら、一人、うつむいていた。

シャブと決別しようと心に誓い、チンピラに言った。

「もう俺の前にあらわれないで下さい。」

そのチンピラは尾崎に、こう返した。

「俺の客が偉そうな口叩くな。黙って金持ってこい。モノは良いモノにするから。」

尾崎は、もうやめると決心していたが、目の前でシャブを見せられると心がどうしようもなく欲しがった。

尾崎よ、愛おしいその笑顔を、もう一度見せてくれ。死に行く者の、冷たく儚い心模様を詩にのせて歌ったこの曲は、己の命を大事に出来なかった人間の、人生最期に聞こえてくる曲。夢を無くした人間は、希望を失った人間は、遠い大空を見上げない。うつむいたまま、ただただ、最期の曲を聞く。納得のいくまで聞いた後、死の直前、怖いくらいに真剣な眼差しで、言う言葉。

     「さようなら